ご家族やご友人へのプレゼントに迷われている方におすすめなのが「印鑑」をプレゼントすることです。印鑑は仕事からプライベートまで幅広く使うほか、性質上大事に取扱うもので、長期間使用するものにもなります。しかし、どんなタイミングで渡していいのか分らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、印鑑をプレゼントするタイミングや選び方について解説します。
印鑑をプレゼントすべきタイミング
印鑑は日本で親しまれているアイテムのひとつであり、特別な節目や重要なイベント時に贈られます。以下では、印鑑をプレゼントする適切なタイミングについて説明します。
卒業祝いのタイミング
印鑑をプレゼントすべきタイミングとしてまずおすすめなのが、学校を卒業するタイミングで渡すことです。卒業祝いに印鑑をプレゼントするのは、学びの成果を称え、将来の成功への第一歩を祝福する素敵なアイデアです。
卒業後の進学や就職の場面では、印鑑が必要になることが多くなります。家を借りたり会社と労働契約を交わしたり、給与受取口座の開設したり、大抵の場合印鑑が必須です。一人前になった証として、またこれからの将来を応援する意味を込めて、卒業祝いに印鑑を渡してみましょう。
成人祝いや就職祝いのタイミング
成人祝いや就職祝いのタイミングも、印鑑をプレゼントするにはベストな時期です。大人として責任を抱えることや、新しい役割へのステップアップを祝福し、相手の未来への幸運を願うものとして適しています。
成人祝いや就職祝いを迎えると、これから社会へ踏み出し大人として成長していくことになります。新しい環境や職場での成功を象徴するものとして、ぜひ印鑑をプレゼントしましょう。
結婚するタイミング
印鑑をプレゼントすべきタイミングとしては、結婚時も挙げられます。結婚は人生で最も特別な瞬間のひとつです。夫婦で同じ苗字を刻んだ印鑑や柄がペアになっている印鑑は、家庭としての結びつきを象徴する素晴らしいギフトとなります。
また結婚祝いとして印鑑をプレゼントすることは、記念としてだけでなく日常生活でも役に立ちます。結婚して苗字や住所が変わると、役所や各機関にさまざまな変更書類を送らなければならず、印鑑が必要になります。結婚祝いに実用的なプレゼントを送りたい方にとっても、印鑑はおすすめの品となります。
出産のタイミング
出産のタイミングで印鑑を贈るのも、ベストなタイミングのひとつです。出産は新しい生命の誕生を祝う喜ばしい出来事です。赤ちゃんが生まれた際に、親として我が子に感謝やお祝いの気持ちを込めて印鑑を贈ることがあります。
赤ちゃんの名前や生まれた日を刻んだ印鑑は、家族にとって特別な宝物となります。また記念としての使い方だけでなく銀行印として登録して、後ほど子ども用の口座を作って学費やお年玉を貯めるなどの使い方もできます。
新入社・昇進・転勤などお仕事の節目で
同僚の方には、お仕事の節目ではんこをプレゼントしてもよいでしょう。特にシャチハタやネーム印は業務で頻繁に使用するため、実用的で喜ばれるプレゼントです。
シャチハタやネーム印の中でも、プレゼント向けなのは「ネーム9Vivo」や「ブラック11 BRIGHT」などボディが金属製のネーム印や、ブランドのボールペン付きの「ネームペン・パーカー シリーズ」は、ちょっといいプレゼントになりおすすめです。
また、大事な書類に押印するときに使う認印でも、樹脂製や木製でなく、金属製の「チタン印鑑」や天然石に彫刻する「ハッピーストーン印鑑」はおすすめのプレゼントです。
印鑑選びのポイント
印鑑を贈る場合は、種類や材質、デザインなどにこだわるとより喜んでもらえます。以下ではプレゼントの際の印鑑選びのポイントについて解説します。
種類
まず印鑑をプレゼントするときは、どんな種類の印鑑を渡すかを決める必要があります。印鑑の種類は大きく分けて、実印や銀行印、認印の3つに分類されます。どれか1本や3本セットなど、相手のニーズに合わせてどの印鑑をプレゼントするか選びましょう。
実印は地方自治体に登録することで、公的な拘束力をもつ印鑑のことです。銀行印は金融機関に届け出をすることで、預金の引き出しや登録内容の変更が可能になります。認印は実印や銀行印などと違い登録の必要がなく、日常で印鑑が必要な場面で簡易的に使用します。
印面サイズ
印鑑のサイズは一般的に、直径9mmから24mmまであります。これだけだとサイズが多くて迷ってしまいますが、実は印鑑には女性用と男性用、また印鑑の種類で適切なサイズがあります。一般的に男性用の方が女性用よりも大きく、種類は実印>銀行印>認印の順で大きいものが適切です。
男性に印鑑をプレゼントする場合、実印は15mmから18mm、銀行印は13.5mmから15mm、認印は12mmから13.5mmがおすすめです。対して女性に印鑑をプレゼントする場合、実印は13.5mmから16.5mm、銀行印は12mmから15mm、認印は10.5mmから12mmがおすすめです。
素材
印鑑の素材は大きく分けて、天然素材系印材、パワーストーンや宝石系印材、金属系印材の3つに分類できます。天然素材系印材はツゲなどの木材や、牛角などのツノ材が当てはまります。またパワーストーンや宝石系印材には翡翠やクリスタル、金属系印材にはチタンなどが使われます。
プレゼントする印鑑の印材を選ぶときは、相手の性別や好みによって決めましょう。男性に印鑑をプレゼントするときはチタンなどの金属系や、黒水牛など黒色の天然素材の印材がおすすめです。一方で女性に印鑑をプレゼントするときは、温かみのある木材などを使った天然素材系印材や、パワーストーン・宝石系印材がおすすめです。
印面(内容)
印鑑をプレゼントするときは、彫刻を施す面である印面のデザインも重要です。印面のデザインの種類は主に、苗字・名前・苗字と名前のフルネームの3種類があります。
認印の場合は、男女ともに苗字を彫るのが一般的です。実印や銀行印では、男性の場合は苗字やフルネームがおすすめです。女性の場合は結婚すると苗字が変わってしまうので、名前だけを彫るのがおすすめです。
プレゼントにおすすめの印鑑
プレゼントにおすすめの印鑑には、シャチハタなどの有名メーカーのものや、高級材質で作られたものなどがおすすめです。以下では、プレゼントにおすすめの印鑑を5つ紹介します。
ネーム9 ギフト(シャチハタ)
まとめ
さまざまな人生の節目に印鑑をプレゼントすることは、その後の人生でその印鑑を使う度にもらったときのことを思い出すことができ、非常に素敵なプレゼントといえるでしょう。本記事を参考に最適な印鑑を選んでプレゼントされてみてはいかがでしょうか。