パーカーのプリントの種類5選! プリント位置やデザインの決め方も解説

パーカーのプリントの種類5選!プリント位置やデザインの決め方も解説

「パーカーのプリント方法や種類が知りたい」という人もいるでしょう。パーカーのプリントにはさまざまな種類があり、方法によってメリットとデメリットがあります。よく考えずにプリント方法を選ぶと「イメージと違った」と後悔する恐れがあるので、自分に合ったものを選びましょう。今回は、パーカーのプリント方法の種類について紹介します。プリント位置やデザインの決め方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

パーカーのプリントの種類

パーカーのプリントの種類5選! プリント位置やデザインの決め方も解説

パーカーのプリントの種類は、次のとおりです。

  • シルクスクリーンプリント
  • カッティング圧着プリント
  • デジタル転写プリント
  • インクジェットダイレクトプリント
  • 刺繍

それぞれ詳しく解説します。

シルクスクリーンプリント

シルクスクリーンプリントは、一般的なプリント方法として知られています。版を機材にセットしてからプリントし、熱乾燥させることで完成させるのが特徴です。

また、デザインの版を作ってからプリントするため、加工にかかる料金のほとんどは版に使われます。同じデザインで何着も作る場合は、他の加工よりも手軽な価格で作れるのが魅力です。
はんこ屋さん21のパーカープリントは、このシルクスクリーンプリントです。

カッティング圧着プリント

カッティング着圧プリントは、大きな文字をデザインする際に使われやすいプリント方法です。熱圧着用のカッティングシートをレーザーなどでカットし、シートを高温でプレスすることでプリントします。

違う文字や番号をそれぞれの服にプリントするケースでも、他の加工方法よりも安い値段で作れるのが魅力です。また、制作枚数が少ない文字中心のプリントでは費用的にも向いています。

デジタル転写プリント

デジタル転写プリントは、薄手の特殊な転写ラバーシートにパソコンのデータをプリントし、高温プレスで転写します。

フルカラーが使用できるため、写真などをプリントしたいときはもちろん、制作枚数が少ないときにもおすすめです。また、グラデーションのような特殊な色使いにも対応しています。

インクジェットダイレクトプリント

インクジェットダイレクトプリントは、パーカーに直接プリントする方法です。データをプリントした後、高温プレスによってインクをパーカーに定着させます。

フルカラーの使用が可能なため、デジタル転写プリントと同様に写真などのプリントに適しています。柔らかい仕上がりになり、パーカーの着心地がよくなるのもポイント。グラデーションなどの特殊な色使いも可能です。

刺繍

刺繍は、パーカーに糸でデザインする方法です。服によって内容が変わる個人名や番号のデザインに適しており、ワッペンの制作にも向いています。

刺繍機に搭載されている標準書体を刺繍する場合であれば、安く加工できるのが特徴です。他の加工方法と比較して高級感があるのもポイント。生地に直接加工しているので、耐久性にも優れています。

パーカーにおすすめのプリント位置

パーカーにおすすめのプリント位置は、次のとおりです。

  • さりげなさを演出するならワンポイント印刷
  • 個性的な雰囲気を表現するならフードに印刷
  • デザインを強調するならフロントに印刷
  • 大きいデザインをプリントするならバックに印刷

それぞれ詳しく解説します。

さりげなさを演出するならワンポイント印刷

さりげなさを演出したい人には、ワンポイント印刷がおすすめです。ワンポイント印刷とは、胸や腕などに10×10cmほどの小さなプリントを入れる印刷方法を指します。さりげなさと一緒にオリジナルな雰囲気を出せるため、部屋着はもちろん普段着としても着用できます。

また、他のタイプと比べて低コストでプリントできるのも魅力です。こうした特徴から、初心者に向いている印刷方法です。

個性的な雰囲気を表現するならフードに印刷

フードに印刷する方法は、フードが印刷面なこともありフラットではなく、プリントするのが比較的難しいです。そのため、フードへの印刷に対応しているサービスはあまり多くありません。

しかし、サービスによってはイラストレーターの用意などを条件に引き受けてくれるところもあります。実際にフードに印刷されたパーカーは、個性的な雰囲気があっておしゃれです。

デザインを強調するならフロントに印刷

デザインを強調したい人は、フロントに印刷してみましょう。フロント印刷とは、胸の部分に大きくプリントする方法です。自社ブランドのデザインやチームオリジナルパーカーなど、自分たちのブランドを前面に押し出したパーカーを作りたいときに向いています。

しかし、ジップアップパーカーだと途中で途切れてしまうので不向きです。基本的にはフーデッドパーカーに用いる印刷方法です。

大きいデザインをプリントするならバックに印刷

デザインを大きくプリントすることを重視したい人は、バックにしてみましょう。バックはパーカーの中でも面積がもっとも広く、デザインを大きくプリントする際に適しています。

バックだけにデザインするのはもちろん、バッグと一緒に胸にもワンポイントのプリントを施すなど、さまざまなアレンジができます。

パーカーのデザインを決める手順

パーカーのプリントの種類5選! プリント位置やデザインの決め方も解説

パーカーのデザインを決める手順は、次のとおりです。

  1. パーカーの目的を明確にする
  2. モチーフを選ぶ
  3. 難しければイラストレーターやデザイナーに依頼する

それぞれ詳しく解説します。

パーカーの目的を明確にする

まずはパーカーの目的を明確にしましょう。初めに目的を明確にすることで、デザインのテイストを決めやすくなるためです。

例えば、文化祭用のオリジナルパーカーを作るならクラスにまつわるデザイン、部活用ならスローガンや目標などのデザインが候補に挙げられます。

かっこいい系・かわいい系・おしゃれ系のどれにするのかも決めておくと、デザインのイメージも明確になってくるはずです。

モチーフを選ぶ

目的を明確にしてデザインのイメージができるようになったら、モチーフを選びましょう。パーカーにおけるデザインのモチーフになるのは、次のとおりです。

  • 写真
  • 文字
  • ロゴ
  • イラスト

上記いずれかを選ぶのではなく、写真と文字を組み合わせるなど複数のモチーフを採用する手もあります。どのようなデザインをプリントしたいかに合わせて、どのモチーフを採用するかを決めましょう。

難しければイラストレーターやデザイナーに依頼する

イメージしたデザインを表現するのが難しい場合は、イラストレーターやデザイナーに依頼する手もあります。その手のプロであれば、あいまいなイメージを伝えてもハッキリとしたデザインの表現が可能です。

しかし、依頼する場合は費用が発生します。誰に依頼するかで費用も異なるため、依頼先の候補を比較した上で無理のない費用で依頼しましょう。

まとめ

今回は、パーカーのプリントの種類について紹介しました。パーカーのプリント方法にはさまざまな種類がありますが、中でもおすすめなのは「シルクスクリーンプリント」です。

一般的なプリント方法なのでなじみ深いのはもちろん、料金のほとんどが版に使われるため安いという魅力があります。特に同じデザインで何着も作る場合は、他の加工よりも出費を抑えられるはずです。

また、オリジナルパーカーはデザインの内容やプリント位置によって見え方がガラリと変わります。どのようなデザインにするか、どこにプリントするかも念入りに考え、理想的なオリジナルパーカーを作りましょう。

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